《millefoglie》はエムピウ開始当初からあるシリーズで基本的な構造は今まで変わることなく続いています。こちらではカード収納部の仕様について解説致します。
millefoglieのカード収納は三連の蛇腹に二枚の仕切りがあり、カード枚数の違いに応じて伸縮するように下部を縫い留めない構造としています。こちらはクレジットサイズのカードを数枚程度それぞれのポケットに入れてご利用いただくこと、収納されたカードの幅と厚みによって蛇腹の位置が自然と決まってくる想定にて設計したものです。
新品をお手にとっていただく際は中身のない空の状態となりますため、蛇腹は大きく折りたたまれていて仕切りが左右に動く余地を持ちます。そのため皮革のクセなどにより段ごとの幅差異や両端のズレなどが発生することもございます。
検品の際は「型紙のサイズと指定した縫い位置が一定である」ことを確認条件として、お使いになるうちに補正される範囲であると判断されれば正規品在庫としての取り扱いをしています。