+[HISFACTORY] GAGLIARDO ZAINO

GAGLIARDO ZAINO stories

一本持ち手の〈ガリアルド〉を背負う。縦型リュックとして仕立てた〈ザイノ〉です。

「HISFACTORY」を立ち上げておられる中野氏との新たなコラボレーションアイテムです。
鞄と同様に細部まで妥協なく骨太に作りこまれ、頑強かつ繊細な仕上がりとなりました。

GAGLIARDO ZAINO details

ひとつめの特徴は持ち手を真鍮パイプにくぐらせて持ち上げれば自動的に開口部が閉じる構造にあります。ショルダーはあらかじめパイプを通してあるため、背負った状態では開かないようになっています。左右の留め具できちんと閉じることも可能です。

ふたつめはボディ部の二重構造です。丸みがある内袋を丈夫な厚い一枚革で「U」の形に覆うことでプロテクトしています。外革には横マチが存在しないため側面の形状が限定されることがありません。パソコンや書類など平たいものだけならば薄く、嵩張るものを入れた時には中身に沿った厚みが出ます。

内袋は厚手帆布のボディに横マチ部分を革で構成したコンビネーション構成です。マチは外革と同素材なので一体化しているように馴染んだ外観となります。
帆布面（内袋外側）にはポケットがあり、鞄を閉じたままでも横から手を差し込むことで携帯電話やカードケースなどを取り出せます。また外革との隙間が縫い付けられていないため新聞や雑誌を挟んでおくことも出来ます（横に傾けると落ちてしまいますので一時的な用途としてご利用ください）。

袋の内部には綿素材を張り、両面にそれぞれホック/ファスナー付のポケットを配してあります。

GAGLIARDO ZAINO materials

外革と内袋マチ部分が〈プエブロ〉、持ち手ショルダーなどは色落ちが少ない^※〈ブッテーロ〉（D.brownのみ〈マレンマ〉）です。

Puebloは一枚ずつ手仕事で表面をサンド加工しています。和紙のようなざらっとした最初の風合いも経年変化によってバフが落ち着いてくると次第に艶めくような変化をみせます。エイジングしても表面に濃淡が残って複雑な表情を保つため、通常の皮革と比べて小傷などが目立ちにくい傾向にあります。

パイプやギボシの金具は無垢の真鍮で、使用することで磨かれて鈍い金属の質感が増します。素材の全てが育て甲斐のある鞄と言えるかもしれません。

《GAGLIARDO ZAINO》は専用の化粧箱に入れてお渡しします。素材もつくりも全て厳選して仕上げたことでエムピウとしては高額な一品となりますが、それに見合う質と価値があるとご判断いただければ幸いです。

made-to-order

受注生産でのお届けとなり、仮予約をいただいた後から制作を開始します。納期詳細は受注数や素材入荷により前後しますため、個別メールにてご連絡となります。

お支払いタイミングは仮予約時ではなく、商品入荷後に専用ページからご購入手続きをされた後に決済されます。